Adobe CS2の非正規使用について思うこと

Posted By t2o on 9月 4, 2014 | 0 comments


アドビ川のほとりで生まれ、PostScriptを目玉技術として生まれた会社、それがAdobeです。

今やAdobeのソフトウェアは、デジタルコンテンツを作り出して生きている人間にとっては生命線とも言える重要な物です。
元々アナログな作業をデジタルに置き換えるべくして生まれたAdobeのソフトウェア群は、必ずしも簡単に成果物を得られるような物ではなく、そのかわり得られる成果物には、その業界に認められる正規性を与えます。

しかし出来る事が多いのでライトユーザーにも好まれ、結果的に非正規ユーザーが多いのもAdobeソフトウェア群の特徴です。
昔からAdobeはクラッカー達の格好の標的にされてきました。

そんなAdobeがアクティベーション(ライセンス認証)サーバーの終了を根拠に、あるバージョンのソフトウェア群をアクティベーション無しで使えるよう、取り計らったことがありました。
時は2013年。

ちょっと盛り上がりすぎなんじゃないの?と思えるGoogleトレンドの曲線です。
何を意味しているのでしょうか?

Adobeはこのタイミングでソフトウェア群であるクリエイティブ・スイーツ(CS)の2番目のバージョンCS2を、事実上誰にでも使える物としました。
(驚くことにダウンロードページには、シリアル番号が併記されています。)
ただしダウンロードページには、
「技術的な問題が発生したため、Acrobat 7を含め、CS2製品のライセンス認証サーバーを無効にしました。これらの製品はリリースから7年以上経過しており、最新のオペレーティングシステムでは実行できないことが多いため、現在ではサポートされていません。

サポートされていない、古いソフトウェアの使用を停止することを強くお勧めします。ダウンロードの一環として提供されるシリアル番号は、CS2またはAcrobat 7を合法的に購入し、これらの製品を引き続き使用しなければならない場合にのみご利用ください。
とあります。
最後の文章に注目です。
繰り返して言う必要も無いとは思いますが、合法的に購入した人々に向けた限定のサービスです。

AdobeはこのタイミングでCS2を非正規に入手し、使用し始めたユーザーも厳密に取り締まるつもりではないようです。
このときに非正規ユーザーとなった人々サイドも、「CS2ならAdobeもうるさく言わないし、なんとなく使っていいみたい」という感じで安心して(?)使っている節があります。

さて、Adobeがうるさく言わないことも事実ではありますが、買っていないのにCS2を使うユーザーはあくまでも非正規ユーザーです。
声高にCS2ユーザーであることを周囲にアピールすべきでは無いでしょう。
モラルの欠如を露呈します。

正規にCS2を買って、いまだにそれを使い続けているユーザーもいるとは思いますが、大多数が非正規ユーザーとなった今、それと同一視される危険性も高く、たとえ正規ユーザーでもCS2ユーザーであるというアピールは自殺行為です。

僕ですか?
僕はCS1を買った後は5.5までバージョンアップせずに使い続け、今はサブスクリプションで最新バージョンを使い続けています。
5.5を買ったときはしばらくそのバージョンを使い続けるつもりだったのですが、なんだかんだでサブスクリプションに移行してしまいました。
不本意ではありましたがこうなってみますと、自分の周囲が全て最新バージョンと言う環境はファイルの受け渡しトラブルが少なく、実に良い物だと気づかされました。

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