iOSのシェアが低下と言う話

Posted By t2o on 1月 21, 2013 | 0 comments


タブレット市場の勢力図に変化が訪れている。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20121226_580221.html
2012年第3四半期(7月~9月)における国内モバイルデバイス市場の出荷台数を比較し、そのシェアを分析している。
この調査結果ではAndroidが74.9%と大幅な伸びを記録しているが、この勢いは当分収まらないだろう。

7型のAndroidタブレットの中には1万円を切る価格設定のものも出始め、これまでタブレットに興味を持たなかった層にも歓迎されると考えられるからだ。

自分はiPad miniを発売日に入手し使っている人間なのだが、普通のユーザーにとってはiPadを選ぶ意味は殆ど無いと思う。

タブレット端末に求められる要素は、
・持ち運びしやすい
・安い
・iOSあるいはAndroid OSである(現在のところ)
に集約できる。

持ち運びやすさは端末を選ぶ上で非常に重要で、これまで以上に常用する端末としては最重要視すべき要素だ。
…が、ここではどれを選んでもさほど差異はない。

問題はこの次の価格とプラットフォーム選択。
iPadは価格が高く、Androidは安いため、ユーザーにとってiPadである必要性があるかどうかが焦点となる。

iPhoneとAndroid携帯であれば、価格差がキャリアによって吸収されてiOS端末の高価さは気になりにくいが、タブレット端末の多くは電器店などで直接販売されて価格を比較される。
そうなった際に、高額なiOS端末をあえて選ぶ意味が果たしてどれだけあるのだろうか?
僕はMacintoshとWindowsを比較し、双方のメリットを説明できるつもりだが、ことタブレット端末に関してはこれが難しい。
そう、iOSのアドバンテージが瞬時に頭に浮かばないのだ。

iOSのアドバンテージを直ぐに挙げられるiOSユーザーは殆ど居ないだろう。
そうこうする内に悪貨は良貨を駆逐するのごとく、Androidは世界の隅々までシェアを広げ、ここにタブレットコモディティ化時代の到来となる。

僕はこの展開を一度見たことがある。
(正確には一度と言うよりは数度だが)
かつて優秀なGUIを備えたMacintoshがそこそこのシェアを持っていた時代に、劣化コピーと揶揄されるWindowsの登場によって、GUIを持ったパーソナルコンピューターはコモディティ化し、仕事でどうしてもMacintoshを使わないといけないユーザー以外にMacintoshは売れない時代が長く続いた。

僕はまた、同じ光景を目にするのだろうか?

これまでiPadを業務に活用する事や、その可能性をクライアントに説明を求められ、自分も導入し研究を重ねてきたのだが、最近これは間違っているのではないかと思うようになった。
今、高い代金を支払ってもiPadを他の人に勧められるかと聞かれれば、答えはノーだ。

実家の両親が、ベッドサイドで映像を見たり、ラジオを聴いたりするのに何か良い製品は無いかと、帰省中の僕に訊いてきた。
僕は、安いAndroidタブレットが良いのではないかと答えた。
別にMacintoshユーザーでもなく、特段新しもの好きでもない両親には、それが一番良いと本心から思えたのだ。
「Kindle Fire HDは音が良いらしいから、音で選ぶならこれかもしれないね」
iPad miniでウェブを見ながら、僕はこう答えたのだった。

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